投資信託のリスクとリターンの関係
「リスク」は日本語に単純に訳すと「危険」ですが、資産運用の世界では「リターン(収益)が確定しないこと」、期待できる収益と期待に反する損失の「幅」のことを言います。つまりリスクとリターンは表裏一体の関係にあり、リスクを小さくしようとすると期待される収益は限られ、利益を追求するとその分のリスクは大きくなります。
投資信託はリターン(収益)が確定している商品ではありません。そのため期待どおりに運用ができれば収益を得ることはできますが、期待に反して損失を被った場合、投資元本を割り込む(元本割れ)ことがあります。
※上記の数字は仮定のものであり、将来の成果を約束するものではありません。また、手数料などについては考慮しておりません。
リスクを抑えるための3原則
一般的には、保有する金融商品の種類を増やすほど、一度に値下がりする危険性は少なくなるといわれています。一つの商品が値下がりしても、残りの商品が順調ならば、その分をカバーすることができるからです。
安い時に買って高い時に売る。理想ではありますがプロでもなかなかうまくできるものではありません。そこで、一度にまとめて購入して投資するのではなく、一定額を定期的に購入すると価格が安い時に多く、価格が高い時に少しだけ購入できることから平均購入単価を低く抑えることができると一般的にいわれております。
投資信託は、長期保有を前提として運用しています。株式も、債券も価格変動はまぬがれませんが、短期の値動きの幅にふり回されずに、長い目で保有すると一般的にリスクを抑えることができるといわれております。
PDFファイルをご覧いただくには、アドビシステム社が配布しているAdobe Reader(無償)が必要となります。Adobe Readerは、右のバナーよりダウンロード可能です。
*Adobe、Adobeロゴ、Readerは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の米国ならびに他の国における商標または登録商標です。